第1章

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あんなに狭いと思っていた家がこんなに広く感じる… 親父が急に転勤になり、母と妹を連れ福岡に転勤していった。 当の俺は高校生だし、今の環境が楽しいから移りたくないってことで、この家に1人ぐらしになった。 そう、このときまでは… 慶『家電のほとんどを置いて行ってくれたおかげて楽だな。』 まぁ、この家を売りたくないのもわからなくないし、会社の新しい支店の立ち上げと、それの経営を任されたらしいからな。まぁ、親父らしいや。 親父は昔から経営学に強くて36で社長の後継人に指名されるほどだし、期待されての支店立ち上げのリーダーに任されるんだな。 まぁ、親父たちのいない家は、寂しくもあるけど新生活だと思って明るく行くか。 ピンポーン 慶『はーい!今出ます。』
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