偶然の再会

2/15
105人が本棚に入れています
本棚に追加
/38ページ
己一と昼食を共にした後、彼は私を手稲駅まで送ってくれた。 「じゃ、体に気を付けて。 また札幌に来ることがあれば一緒に遊ぼうな!」 改札の前で己一は手を振り、嬉しそうな笑顔で私にそう告げる。 そして私の姿が見えなくなるまで、ずっと優しい視線を私に向けて続けていてくれた。
/38ページ

最初のコメントを投稿しよう!