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春は
お互いの生活が始まって
気づけば1ヵ月も会えてない。
忙しいけど
ふと見上げた桜の木
淡いピンクと
ふんわり香る
「いつか一緒に桜が見たいね・・・」ぽつりと言った
あなたの一言
今年もダメだったね
溜息と
涙
一人桜の花びらが散っていくのに合わせて
こぼす・・・
「来年は見ようね。」
何年かかっても諦められない。
いつか・・・
いつか・・・
桜とあなた
そしてわたし。
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