第1章

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なんだか疲れてるのね? 久々に見たあなたの溜息 「大丈夫?」 疲れているのに私のために時間を作るあなた 嬉しい・・・ けど やっぱり心配 こんな日は いつも以上にギュッと抱きしめる 帰るころにはもっと元気になるよ そうして 彼の愛を受け止める 疲れているのに あなたは なんでこんなにも激しく 私を抱くの? 「疲れているからだよ」 ふーーん・・・ その時はわからなかったけど なんだか嬉しい いつも以上に あなたが愛おしかった いつでも来て 元気なときも そうでないときも なのに・・・ また 逃げた ふたたび 私は 待つ日々を送っていた
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