Childhood friend

ガッチリホールドされて、発情されて、突き放してもいいのに居心地がいいのは……何故？

それにしても、シャワー上がりに立ったままいるのにも疲れてきた。

『座りませんか？』

何故かさっきから敬語で会話してしまう。

『嫌だ』

『疲れたんですけど・・・』

『嫌だ。このままがいい』

突起物を当てながら、何を考えているのだろう？

『どうしたら座れますか？』

『それは・・・』

おいっ！黙るな！！
好きだと言われ、ナニが当たるほど抱きしめられているこの状況。

恋愛感情があれば、この先にやって来るのはアレ。

『プラトニックからいきましょう。まず、手を繋いで座りませんか？』

とにかく体を離して落ち着いて話をしなければ。

『マジ!?プラトニックからならいいんだ！』