Childhood-Friend.

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言葉って難しいんだな。 座りたいために出た言葉は、あたかもオッケーしたかのように受け取られた。 重みを預けていた体はクルッと180度回転させられ、後ろから伸びてきた腕に包まれて……座った? 確かに座った。 座った場所が……悟が胡座をかいた足の上。 後ろから抱きしめられ、尻にナニが当たっている。 しかも、今度は俺の首に鼻を擦り付けて、ゾワゾワする。 『康平の臭いって良いよな』 『なっ!!プラトニックからっったろ!』 俺の声は簡単にスルーされ返事もしてこない。 背中にテンポの早い心音が伝わってきて、たぶん俺のドキドキもバレているかと思うと恥ずかしくて、息の仕方すら分からなくなる。 クーラーを入れていても、こう躯を寄せていたら暑い。 汗ばんだ首筋にあたる呼吸にさえ・・・ヤバい! 起って……きた。 そもそも男同士って、どうすんの? 知っている情報は入れる場所位だな……って何考えてんだ俺!
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