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ドキドキが止まんねぇ。
嫌だとか、キモイなんて気持ちは無いのも不思議だ。
何ならキスくらいしてみたい!
尻に当たるナニも俺のナニも限界にきてる気がする。
この際、プラトニックは無かった事にしたい。
悟は飽きもせず首の後ろをクンクンしていて、掠めるように当たる鼻先に感じてしまう。
俺の性感帯は首なのか?
『あっ・・・』
油断していた所に耳を舐められ、声が出てしまった。
その拍子に振り向くと、立っていた時よりもっと近くに悟の整った顔があって……
唇を見ると、それはだんだん近づいてきて、キスを奪われた。
確認するように触れるだけのキスをして、口を少し開けながら大人のキス。
受け身のキスは思考を奪う。
息をする度に離される唇からは俺の名前が聞こえる。
『こうへい・・・』
その吐息にも似た声に心が踊った。
ズボンの中も質量を増し、触って欲しくて堪らない。
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