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自分でも信じられないことに、この気持ちはただの興味だけじゃないようだ。
ほんの数分前まで親友だった男に欲情している。
気がつくと床に横たわらされ、悟の唇は首筋へと降りてくる。
Tシャツを捲られ膨らみの無い胸に手があてがわれた。
『ぁあ・・・そんな・・・』
躯を捩らせ少しばかりの抵抗をしてみるものの、俺の骨盤はしっかり膝で挟まれていて、身動きが出来ない。
擦れる下半身から、下着が湿気を帯びているのがわかった。
更に下へ降りてくる唇。
ふと・・・・・疑問が過った!
『お、俺っがぁ…うっ!
あっ!…い、入れたい!』
小さく喘ぎながら、上手く喋れなかったがどうにか伝わったようだ。
悟の動きが止まった。
『マジか?』
胸の辺りで固まって俺の体の上にペタリと体重を乗せて、動かなくなった。
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