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はぁ~?
もう、ムードも何もない。
悟はとにかくパソコンの前に行きたくてしょうがないみたいだし……
俺は、この狭い部屋の中で、もう少しだけ悟の隣にいたいと思っているだけだし……
勝手に行かせるべきだった。
悟は俺の前に座り直すと顎に手を掛け濃厚なキスをしてくれた。
経験値の違いだろうか?
コイツ……やっぱ上手い。
『腰を浮かせて・・・』
催眠術みたいに耳元で囁く悟の声に、言われた通りに躯が動く。
悟の肩に手を置き、膝立ちになった。
下着ごとズボンを脱がせようと……
って、引っ掛かってます。
ボクサーの履き口にナニが……
『あ、ごめん』
『こちらこそ』
恥ずかしさをまぎらわしながら、短い会話をかわす。
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