2015/12/21

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多くの生理用品は吸収性の良い化学繊維や化学物質でできた高吸収性材料、さらに、それらの素材を作る時に生成されるダイオキシン類やフタル酸エステル類などの添加物を含む材料を使ってできています。そして、生理用品のアプリケーターや芳香剤に含まれるフタル酸エステル類のような可塑化学物質は内分泌かく乱化学物質といわれ、不妊などの生殖機能障害や悪性腫瘍などを引き起こす原因になるのです。また、見た目真っ白できれいな生理用品は漂白した繊維を使っていて、その漂白に使う塩素がダイオキシンをいう猛毒を生成するという報告が米国環境保護庁からも出ています。それでも多くの生理用品には、芳香剤や人工着色料を含むポリエステルや接着剤、ポリエチレン、ポリプロピレン、およびプロピレングリコールや、遺伝子組み換えの綿花などが使われていているのが現実です。
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