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赤ちゃんもおっぱいを吸うとき、おっぱいも赤ちゃんを吸っている。
母と子供のテレパシー
唾液から赤ちゃんの体調を読み取ってる!
女性のおっぱいって、見て楽しんだり、見せたくなかったり、触ったり触られたり、なんというか社会的な存在で、飾りでしかないのかなって思ってました。自分が出産して、母乳を出しはじめるまでは。
母乳の存在について頭では知っていたものの、初めて自分が母乳を発したとき「おっぱいってこんな実用性があったの!」と驚いたものです。だって、食べ物が出てくるんですよ!
人間には母乳じゃなくてミルクという手もありますが、病院でも育児本でも、母乳が出る場合はとにかく母乳のほうが良いと言っています。最近では母乳がネットで高額取引されたり、それがニセモノだったりで話題になったりもしたくらいです。
でも母乳には、赤ちゃんがおっぱいから直接吸うことでしか得られない、特別なメリットがあるそうです。お母さんとくっつくことでの安心感、とかもあるかもしれませんが、ここでお伝えしたいのはそういうことじゃありません。なんとおっぱいが赤ちゃんの体調を読み取って、母乳の中身をカスタマイズしちゃうらしいんです。
たとえば「気温が高いときは水分多めにする」なんてのは序の口で、赤ちゃんの唾液の中に病原体があれば、それにあわせた抗体を母乳に含ませてくるんですって。
その仕組みについてフードライターのAngela Garbesさんが、The Strangerに詳しく書いています。ブログ「Mammals Suck...Milk!」を運営する生物学者、Katie Hindeさんへのインタビューによる内容です。
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