第1章 助けてくだちぃ

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お前みたいな大人が1番の問題じゃないのかよ… 俺は担任に睨みをきかせた。 俺の視線に驚いたのか担任は慌てた顔をしてすぐさま黒板へと振り返る。 ほら 汚い大人なんてこんなもんだろ… 俺は完全に冷めた心をしている… 自分でもそれが嫌というほどにわかる。 別に変えようとはしないが嫌いである事は間違いなかった。 まぁ1番の理由は小さい頃親父が俺達を捨て行方不明になり 女で1つで育ててくれた母親も嫌になったのか… 中学の時急に俺の前から姿を消した。 そのショックでなのか俺は中学までの記憶がない… 今は祖母の仕送りとバイトで安いアパートを借り1人暮らしをしてなんとか生活をおくっている
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