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気がつくと俺は教室に一人だった。
教室の窓から夕日が差し込む。もう夕方か、いつの間にこんな時間になったのだろうか?朝のホームルームから今までの記憶が全くない。
もしかしたら俺はタイムスリップか何かをしたのかもしれない。平凡な主人公が次元を飛び越えたりするというのは、よくある事だ。もしかしたら俺も遂にそんな平凡な人生の仲間入りをしたのかもしれない。
空から突然舞い降りた神秘的なオーラを纏った美少女
が、突然自分のクラスに転校してきて
俺と運命の再会を果たした彼女の不思議な力によって異世界へと飛ばされた。
こう考えると全ての辻褄があう。我ながら名推理だと自分で自分に感心をした。
この世界は俺が今までにいた世界と何が違っているのだろうか?俺は期待に胸を膨らませながら教室を飛び出した。
そして、何事もなく家の前までたどり着いてしまった。
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