プロローグ

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人は誰しも一人では生きられない。 そんなの私は嘘だと思っていた。 どれだけ孤独でも 一人で生きていくという強い意志さえあれば 全てのことを乗り越えられるのだと思っていた。 でも、きっとそれは間違いで。 一度、優しさに触れてしまうと また求めてしまうこと。 何度でも温もりに包まれたいと 感じてしまうこと。 貴方に愛されたいと 願ってしまうこと。 これが恋なのだと ときめいてしまうこと。 全てのことに出逢ってしまうと もう引き返せないということ。 私は 私の全てを愛してくれる人が 欲しいということ。 貴方に会いたいと 今日も願ってしまうこと。 全部全部、貴方に気づかされました。
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