0day

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「来夢!帰ろっ!」 俺のクラスのホームルームの方が遅く終わったからか、 夏鈴が俺のクラスまで来てくれていた。 最初はみんな冷かしてきたりしたけど、 今では全校公認のカップルのため何も言わなくなった。 「いいよ。今日はカフェでも寄ってくか」 「来夢の奢りならね!」 「お前はまた調子に乗って!」 夏鈴の顔が俺の手によって伸びる。 「いひゃいよ」 離してやると夏鈴の頬は赤くなっていた。 それをすりすりと擦る。 犬みたいで可愛い。 俺の差し出した手に夏鈴の小さい手が重なったところで出発した。
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