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「やぁ、神様姉妹。」
茴「…おはようございます。」
奈狐「おはよう。」
私は話をする…前段階として、彼女らを待ち伏せた。
まぁ出掛ける際は必ず通る中庭にあるベンチに腰掛けてたんだけどさ。
「そうそう。君らに話があるんだ。今時間良いかな?」
茴「話…ですか?でも…」
奈狐「あたいらは此から買い物だから無理だね。後に出来ないの?」
わぉ、デートとな。
だがまぁ…
「…今じゃなきゃ無理。」
奈狐「はぁ…一体何だい?」
「あら、聞いてはくれるんだ。」
奈狐「仕方無いからねー。…でもなるべく早めに済ませて頂戴。」
「あぁ。それじゃあ…
祟れ“祟齎神(ミシャグジ)”!」
茴「!」
奈狐「!」
彼女らが足を止めた隙を付き、神式“神降ノ盃”を発動。
蛇身の祟り神、ミシャグジの能力を降ろし、二人に襲い掛かった。
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