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第2章:クエスト #2
何としても、負けられなかった。
賢竜様の真意を知るためにも!
ドラゴンのブレスが辺りを焼く。
そのブレスを切り裂いて聖戦士様が跳ぶ。
…おぉ。
普段お目にかかれないレアな姿に思わず息を飲んだ私は少しの間歌うのを忘れてしまった。
歌が途切れたせいで少し隙が生まれ聖戦士様はブレスを切るだけに止まってしまった。
しかし、
それを補うように後ろから連携技が追ってくる。
それが直撃して、ドラゴンの悲鳴が上がった。
しかし、それくらいで死ぬようなモンスターじゃない。
…死んでたら賢竜は勤まらないよ!
だから、連携技に私も参加した。
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