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イボMAX
BYギザギザ仮面
1
俺はイボMAX。背中に大きなイボがある。イボの神に付けられたこのイボは、オイラの原動力。起爆剤なのだ。
公園で寝る
昼間だった、小学生がサッカーをして遊んでいる。俺はタバコに火を点けた。マイルドセブンが2000円もしやがるから、毎日1本吸う、決まってこの公園だった、やたら寒い、夏は暑いが、冬の寒さったらない、左手のパワーストーンが綺麗に光る。アメジスト。紫色に染まる。友人が来た。
友人「またこの公園に居るのかい?」
オイラ「うん」
友人「タバコ美味いかい?」
オイラ「うん」
友人「イボ切れよ」
オイラ「何だと?嫌だ!」
友人「何だ!人の話を聞いていたのかい?」
オイラ「うん」
友人「パソコンのさぁUSB端子が・・」
オイラ「オイラに聞かなくてもお客様相談センターに問い合わせろ」
友人「そう虐めるなよ」
オイラ「俺にはわからない」
友人「何が?」
何もかもだ!西暦2030年の年初めオイラはもぅ21歳になっていた。昆虫が好きでバーチャルな昆虫をたっくさんパソコンに集めた。
友人はキーヤン言った。
オイラ「なぁキーヤン?お前の婚約者。久美さんと一発やりたいんだけど?」
キーヤン「馬鹿な事言うな!」
オイラ「っちくせーな」
キーヤン「何だと?」
オイラ「くせーよ」
キーヤン「お前喧嘩を売ってんのか?」
オイラ「ふぅ辞めようぜ!」
キーヤン「それはまぁ良いけど、あのさぁ爆発ばっかりする映画見に行かないか?」
オイラ「オイラのあったまが、爆発しっちゃうから嫌だ」
キーヤン「ハッハハハハハハ」
オイラ「公園を出よう」
キーヤン「良いよ」
アパート
キーヤン「闇店で買ったこのタバコ1箱600円でどうだ?」
オイラ「いくらで仕入れたんだ?質は今見る」
キーヤン「正直に言おう560円だ」
オイラ「いやに安いし、質は良いな!全部か?」
キーヤン「9カートン」
万札を払った。
オイラ「どうだ吸ってみよう?1箱やるよ」
キーヤン「うん」
カッチ
カッチ
火をタバコの先に点けた。2人。
オイラ「美味いか?」
キーヤン「美味い」
オイラ「闇店行って見ようぜ」
キーヤン「俺は嫌だ!サツが張っていた、もぅ時期摘発だぞ」
オイラ「爆発ばっかっりする映画って?実写?か?」
キーヤン「アニメーションだ」
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