僕は…

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『君を守れるのは僕。 僕を守れるのは君。 でも僕らは、大切な人にもっと寄りかかれば良かったんだ。 家族や友達に。』 頭上の水面が次第に近づいてゆく。 もう、夜が明けるのだろう。 僕らの声も一つに重なり始めた。 (((もう離れないで。 君のために、僕はもっと強くなるよ。 優しくなるよ。)) 変わろう。 君のために。 『どんなことがあっても。』 「どんな時でも。」 「『僕が必ず君を守る。』」 end.
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