第1章

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とまぁ、そんなこんなで家にたどり着いたわけよ。 玄関の戸を開けようとしたら締まってたから仕方なくいつも鍵を隠して置いてある植え木鉢の下を探った。 家族しか知らないわけだから、何日ぶりかに帰ってきた俺がいようともそんなに怖がることはないだろ。 俺は自分の部屋に上がった。 あの日、召喚される前日のまま何も変わっていない。埃の積もり具合がやべえけど、ここは魔法でちゃちゃっとね。 『水属性魔法・清らかな水』に 『風属性魔法・かぜおこし』だ。 こいつは便利だぜ?まず、魔法で緩やかな風を起こして、それを操ると汚れだけを集めて一ヶ所に集める。 それを清らかな水に浸すと浄化されて水にとけていく。後は、窓から水を棄てるだけ。きれいな水だからエコさ! よし、寝るか! もう、夜だからね。
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