俺がショウジョウバエと登校した話する

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それと並行して、より会話も増やした 人間とのコミュニケーションでも、もちろん言えることだが、会話という物は関係を深めるのには必要不可欠である 俺は家にいる時は声を出して積極的に話しかけた 「何か欲しい物はあるか?」 「寒くないか?」 「好きなハエはできたか?」 などと、他愛のない会話も投げかけた もちろん会話は俺からの一方通行でしかなかったが、彼ら、彼女らの思いはしっかりと俺の心に伝わっていた ハエ介は、ハエ美のことが好きだと言っているようにも感じた
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