月菜の呪いの過去

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ーーー現在ーーー 『それがアタシが花咲学園に来た理由よ それと藍川流を気にする理由よ』 アタシの話に藍川が出てきて以来は彼はわりと笑って聞いてくれていた 咲哉『昔から流は変な奴と思ってたけど、月菜さんも変な人ね』 (まぁ、君には言われたく無いけどね) アタシは思わず笑ってしまった アタシは一度伸びをして 『ゴメンね、長い事付き合わせて』 彼は首を横に振った 『少しだけ、一人にして貰って良いかな?』 これには縦に振ってくれる バイバイと子供に様に去っていった彼 アタシはそんな後ろ姿を見て (言っちゃった…) 『はぁー』 (しかも二人に…) アタシは折り畳みナイフを木の枝に思いっきり投げつけた 流『ほぉー、本気で気配を消したのに何故分かった?』 藍川は木から飛び降りアタシの目の前で着地した 『最初に一人で居たときより、咲哉くんが来てからずっと木の枝が0,3度傾いてからね』 そんなアタシの解説に彼は笑った 流『なるほどな、それは誤魔化せん』 『まぁアタシ以外には無理だと思うけどね』 流『確かにそうだろうな』 そんな時に髪を持っていかれる位強い風が吹いた
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