霙の恋

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『え、えっと』 僕は慌てて後ろを向いた、しばらく見ない間に大人っぽくなった霙ちゃんの一糸しか纏ってない姿に僕は慌てて後ろを向いた 霙『ごめんなさい、着替えを持たずに入ったものでこんな格好で』 『僕の方こそ勝手に入ったんだもん、それに見ちゃってゴメン』 霙『咲哉様ならホントは見られたいんだけどボソッ』 『えっ?何』 何か霙ちゃんが言ったような気がしたけど聞き取れなかった 霙『なんでも無いです、アタシ取り敢えず着替えてきます』 霙ちゃんはそのまま階段を登って、多分自室に戻った ドアの閉まる音が聞こえて、その瞬間に膝に力が入らなくなってベタリとその場に座ってしまった (でも、ホントに悪いことしたなー) 改めて考えてみるとヒドイ事をしたなと僕は思った (どうしよー) 霙『もぅ、まだこんな所にいるんですか?』 階段の上から霙ちゃん声を掛けてきた 『うっ…』 霙ちゃんはミニスカートにTシャツ姿だったけど、階段の下からだとあるモノが見えてしまう 僕は又背を向ける 霙『?どうしたんですか?』 それを不思議に思ったのか霙ちゃんが聞いてきた 『いや、何でも無いよ!!』
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