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霙『咲哉様の好きなお茶ってなんなんだろー
ていうか、何よこの牛乳達違いは何よー
コーヒ豆ってこれよね、これをコップに入れれば良いのか?』
凄い勢いで喋っていた
(うわぁー)
このままにしとくと、とんでもない事になりそうなので
『み、霙ちゃん?』
僕が声を掛けると霙ちゃんはバッとこっちを向き
霙『さ、咲哉様…どうして…』
そこで彼女の視線は一度時計に向いた
霙『ご、ごめんなさいすぐに用意しますから』
と、再びコーヒー豆をコップに入れようとした
『え、えっとそっちの瓶に入ってるのを僕は飲みたいなー』
素人目に見て間違ってると僕は思ったのでとりあえず霙ちゃんを制止させた
霙『は、はい!!』
その瓶の上蓋を外しスプーンを取り
トボーとコップ半分くらい粉が入った
霙『これ位かな…』
『ちょっと多いかな…』
彼女は一人言だと思うけどあまりの多さに思わずツッコむ
『僕の言う通りやってみて』
そう言って僕達は二人でコーヒーを作った
霙ちゃんは慣れた手付きとはとても言えないけど、何とか2杯のコーヒーを作り終えた
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