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本棚に追加桜『終わりたくない……』
花咲は涙を堪える様に俺の胸で呟いた
『そうだな…このまま時が止まれば良いのにな』
これは俺自身…初めて誰かに話した本音かもしれない
初めて自分の気持ちを誰かに告げたのかもしれない
桜『後1分だね…』
花咲は静かに大きく息を吸って
桜『アタシ花咲桜は御手洗咲哉君の事が世界で一番…大好きです』
花咲は辺り一帯に聞こえるであろう大声でその言葉を叫んだ
『桜』
桜『えっ!?』
突然名前で呼ばれたことに驚いたのか、花咲はこっちを見ていた
『俺も桜の事が世界で一番大好きだ』
どちらからとも無くそのまま抱き合った
桜『今日はありがとう』
『いや…俺も人生で一番時間をありがとう』
お互い間近でそう声を掛け合って…キスをした
唇が触れた瞬間…最初にいたイルミネーションの灯りが消えていた
それが何を意味してたのか二人とも理解していたように唇も体も…そして心も離れた
お互いしばらく言葉を出さずにいたら
桜『アタシから聞いて良い?』
花咲はまるでこの雪よりも冷たい声で聞いてきた
その言葉に俺はただ頷いた
桜『ふぅー』
花咲は一呼吸吐いた話し出した

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