真冬の雪の日に

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桜『終わりたくない……』 花咲は涙を堪える様に俺の胸で呟いた 『そうだな…このまま時が止まれば良いのにな』 これは俺自身…初めて誰かに話した本音かもしれない 初めて自分の気持ちを誰かに告げたのかもしれない 桜『後1分だね…』 花咲は静かに大きく息を吸って 桜『アタシ花咲桜は御手洗咲哉君の事が世界で一番…大好きです』 花咲は辺り一帯に聞こえるであろう大声でその言葉を叫んだ 『桜』 桜『えっ!?』 突然名前で呼ばれたことに驚いたのか、花咲はこっちを見ていた 『俺も桜の事が世界で一番大好きだ』 どちらからとも無くそのまま抱き合った 桜『今日はありがとう』 『いや…俺も人生で一番時間をありがとう』 お互い間近でそう声を掛け合って…キスをした 唇が触れた瞬間…最初にいたイルミネーションの灯りが消えていた それが何を意味してたのか二人とも理解していたように唇も体も…そして心も離れた お互いしばらく言葉を出さずにいたら 桜『アタシから聞いて良い?』 花咲はまるでこの雪よりも冷たい声で聞いてきた その言葉に俺はただ頷いた 桜『ふぅー』 花咲は一呼吸吐いた話し出した

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