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私達の会話に花が咲いてた頃。
お店の前では一人の女性が店に入るのを躊躇っていた…
「彼女…来てくれるかなぁ?」
「あぁ~浅見さんですね?
連絡はしたけど…来てくれるかどうか!」
「…こんにちは♪」
そんな話をしていたらお店に来客が…
「御母さんっ~…浅見さんも!?」
「あらっ?
この子浅見さんって言うの?
ここの前でウロウロしてたわよ!
やっぱり此処に呼ばれてたんじゃない貴女♪」
御母さんはニコニコ笑顔で浅見さんの背中を押して店内へ
「…お母さんって龍之介君の!?」
「あ"っ?
何でお袋が居るんだよ!」
「何よっ久留美さんに招待状もらったのよ…来て何が悪いの!?
皆さん家の息子がお世話になってます… 」
「あっ!
敬子お母さんだぁ♪」
宇宙が御母さんに笑顔で駆け寄ってるの見ながら龍はブーブー文句を言っていた
「・・・」
「…あぁ
浅見さんも来てくれてありがとうございます」
私は固まっている浅見さんに頭を下げお礼を言った
「…ぃぃぇ、斎藤さん
私
以前はすみませんでした。」
「もう…いいんですっ
貴女ともう一度きちんと話がしたくて…わざわざ来てくれてありがとう♪」
私は謝罪をする浅見さんの肩に手をおいた
「ごめんなさい!
龍之介は貴女に渡せません…」
「キャ~♪
クルミさんったら~…もうぉ」
「…っ……」
尚ちゃんは私の発言にキャーキャー騒ぎ浅見さんは赤面し言葉を失った
「何…どうかしたの?」
「キャ~龍之介君クルミさんがノロけてますぅ~♪」
尚ちゃんははしゃぎながら龍の胸元を突っついた
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