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「…誰だあの女性は!
お前っ…まさか!」
「違いますよ!」
俺は詰め寄る課長の両肩を両手で押さえ距離をとった
(あぁ~何でこうややこしい時にあの人は来るんだ?
ダイミングが悪る!…)
,「あっ!
居たわねぇ♪
龍之介ー」
「なっ!?
いきなりなんだよ…くっつくな鬱陶しい!
放せババァ」
「誰がババアですってどの口が言うの!
生んでやった恩も忘れてこの子は…」
「生んでくれなんて頼んでねぇよ
いい加減…放せ滅多なことしてんじゃねぇバカ!」
やっとこさ俺から離れたババァは俺ではなく課長を見てた
「で…アンタ何しに来たんだよ」
「色々あるけどその前に
ねぇ
君
今さっき私を龍之介の女だと思ったでしょ?」
「…えっまぁついさっきまでそんな話していたもので
すみません誤解して」
「いいのいいのっウフフ♪…」
眼をキラキラさせ課長を見ながらおばさんは俺の背中を連打した
「ちょっとアンタ今の聞いた?」
「…はぁ~ウザい知るか!」
「私まだ…いけるわねぇ♪
うんうん
君は正直者ね私は嬉しいわっ…ありがとう」
「…それで貴女は俺にわざと抱きついたんですね
仕事場まで来て迷惑てすよ!
オバサン」
シッシッっと手を振りさっさと出ていけオーラを出したら…
「違うはよ
そんなんでわざわざ来たりするもんですか
これよ!」
そう言って週刊誌を俺に見せた
「あぁそれか!
まぁそういう事だから」
「ふざけてんの?…
私は認めません!」
お袋が言っているのは俺が北川に戻る事についてだった
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