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結局メニューはオムライスに落ち着いた龍が家で初めて食べて旨いと言ったからだ
そして料理をしていたら声が…
「いいニオイだなぁ♪
なに作ってんの?」
「…えっ何で居るの!?」
「飯のニオイに誘われて?」
「なにノロケてんの?
バカなの…あらっ♪
でも
美味しそうね…私の分も有るかしら?」
「ババァの分なんかあるかよ!
俺の分で終わりだっつーの…」
(えっ誰!?…)
龍と女性が言い合いをしているなか私の頭には?が浮かんでいた
「ゴメン久留美
ビックリしたろ?
このオバサン俺のお袋」
「えっ…あっはっ…初めまして斎藤久留美です!」
「えぇどうも!
家のバカ息子と元旦那がご迷惑お掛けしております…
とりあえずお昼でも頂いてから本題に入りましょう♪
宜しくね久留美さん」
「あぁはい…分かりました」
私は料理を再開し龍とお母さんは社長室へ入って行った
(あぁごめんなさい蒲原さん貴方の分はいずれまた…)
オムライスが完成してワゴン車に乗せて運んでいたら蒲原さんがきた…
「残念ですが私は遠慮します。」
「ごめんなさい蒲原さん…」
「いいえ
お気持ちだけで充分です。
…社長!
久留美さんのお昼が出来上がりました。」
私は室内へ入り蒲原さんは一礼し扉を閉めた
「あっ!
オムライスじゃん♪
でも
何で3つ?…久
留美と俺の分だけでいいのにぃ」
「なに寝ぼけてる!
私のリクエストだぞお前の分は無いんだよ!…」
「・・・」
「久留美さん貴女も大変ねあんなアホに捕まって同情するわまるでガキね…はぁ~
あんなの無視して女同士で食べましょう♪」
お母さんはマイペースにオムライスを食べた
「うん♪
美味しいわ合格…」
「あっ!
ずりーぞお袋俺の食うなよ…いっただきぃ♪」
「あっ!
キサマ私のを…久留美ではこれを2人で食そうぉ♪」
「エロおやじ久留美は俺の者だって言ってるだろ!
セクハラで訴えるぞ…」
「「はぁ~五月蝿い静かにしなさい!」」
私とお母さんの声がハモった
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