5人が本棚に入れています
本棚に追加
「…ただいま~久留美♪」
「キヤッちょっ何!?」
龍はいきなり私を抱えてソファーに押し倒し肩口に顔を埋めて首筋に吸い付いてきた
「ちょっと何してんのよ !…」
「龍兄おかえり~
あれ?
ママお顔が赤いよ?
大丈夫…」
「だっだっ大丈夫よ
さぁ
宇宙もう寝ましょうね…」
私は宇宙の手を引き寝室へ逃げた
(もう~何なのよあのバカは…)
私の心臓は尋常じゃないくらいドキドキしていた
宇宙は大人しく寝てくれたけど私は…
(眠れないよ~恥ずかしすぎる…)
最近の龍はやたらと触ってくる
このままだと服を脱がされる危険が最近の悩みの種だった
「やっぱり龍はしたいのよねぇ?…
受け入れたいけど28で処女とか重すぎるぅドン引きだよ!
はぁ~…」
(怖いんだ私は今まで恋はしなかったというか出来なかったから…)
宇宙を守ることだけしか考えてこなかった
そんな私がいつの間にか龍を好きになって嫌われたくないと思うようになった
「私がオバサンだからダメなのよ!
はぁ~」
そんなことに悩んでいたら龍の声が…
(ヤバッ!…)
「風呂♪
風呂~っと…」
龍は部屋に入って来てクローゼットから着替えを取り出ていった
「フゥ~良かったバレなくて」
一息つくために私は寝室を出てキッチンへ
ふと目に入ったローテーブル。
「なっ…どんだけ飲んでるのよ!
もう~あっ!
あの人酔ったままお風呂入ってるんじゃ…」
私はお風呂近くで様子を伺ってみた
「うーんまだ入ってるのかなぁ…どうしよう~」
空き缶発見から1時間経過。
「うぅ~遅すぎるダメだ心配
よし!…」
私はいを決して声をかけたが返事はなかった
「うーんまだお風呂場の方なのかなぁ…」
今度は脱衣場に入り声をかけたが返事はやはりない。
(あれ?
居ない!
でも
じゃあどこにトイレとか?)
私は念のためにドアを開けた…
「龍ー!?
ちょっとダメ起きて!」
「…あれ?
ゴメン寝てた」
龍は少しぐったりしてた
「起きてってなっ!?
龍ー
服着たままじゃん何でよ~」
「アハッ久留美だ~♪」
酔っぱらいは私に抱きついて私のパジャマも濡らした
最初のコメントを投稿しよう!