5人が本棚に入れています
本棚に追加
「ぅん~脱げな~いあぁうぅ~」
「あぁもうしょうがないなぁったく」
私はこの酔っぱらいの服を脱がしにかかった
「うーゎん 早く脱がして♪」
「ハイハイ
分かったからじっとして…」
ワイシャツを脱がして上半身が露になった
(イヤッ目のやり場がないよ~)
龍はベルトを外すのにてこずってる様子だったが…
「やった!
外れたアハハッ俺スゴいでしょ?」
「うんスゴいね偉い偉い♪…」
(なに!?
酔うと子供みたい)
私がクスクス笑ってたら抱きついてきて耳元で…
「久留美もビショヌレダァねぇグハァ…」
そう言って私のパジャマも脱がし始めた
「えっ!?
ちょっとあっ!…」
私はあっというま下着姿になった
「久留美そのままだと風邪ひくこっちにおいで一緒入ろう♪…」
(あぁ騙された!…)
私は観念し頷いた
「後ろ向いてて!」
「あぁ~…」
龍が後ろを向いてから下着を脱ぎ急いで湯槽に浸かった
お風呂の床には私達の濡れた服が散らばった
「…騙してのねぇ!」
「お前によってんのは本当!
好きだよ久留美
お前の全部俺にくれ誰にも渡したくない!…」
切なげな声が私を動かした
「あっあっ…あのね私…はっ初めてなの
だから…」
「それマジ!?」
「…ゴメン重すぎて」
「バカ逆
お前は俺だけを知ってればいいんだ
この先もずっと♪」
「いいの!
こんな女で?」
「あたりまえだ俺以外とするとかあり得ないから!」
私達はキスをした私からは甘い声が漏れ
浴室にはエコーのきいた私達の声がしていた
最初のコメントを投稿しよう!