第1章真相

7/10
前へ
/15ページ
次へ
「ぅん~脱げな~いあぁうぅ~」 「あぁもうしょうがないなぁったく」 私はこの酔っぱらいの服を脱がしにかかった 「うーゎん 早く脱がして♪」 「ハイハイ 分かったからじっとして…」 ワイシャツを脱がして上半身が露になった (イヤッ目のやり場がないよ~) 龍はベルトを外すのにてこずってる様子だったが… 「やった! 外れたアハハッ俺スゴいでしょ?」 「うんスゴいね偉い偉い♪…」 (なに!? 酔うと子供みたい) 私がクスクス笑ってたら抱きついてきて耳元で… 「久留美もビショヌレダァねぇグハァ…」 そう言って私のパジャマも脱がし始めた 「えっ!? ちょっとあっ!…」 私はあっというま下着姿になった 「久留美そのままだと風邪ひくこっちにおいで一緒入ろう♪…」 (あぁ騙された!…) 私は観念し頷いた 「後ろ向いてて!」 「あぁ~…」 龍が後ろを向いてから下着を脱ぎ急いで湯槽に浸かった お風呂の床には私達の濡れた服が散らばった 「…騙してのねぇ!」 「お前によってんのは本当! 好きだよ久留美 お前の全部俺にくれ誰にも渡したくない!…」 切なげな声が私を動かした 「あっあっ…あのね私…はっ初めてなの だから…」 「それマジ!?」 「…ゴメン重すぎて」 「バカ逆 お前は俺だけを知ってればいいんだ この先もずっと♪」 「いいの! こんな女で?」 「あたりまえだ俺以外とするとかあり得ないから!」 私達はキスをした私からは甘い声が漏れ 浴室にはエコーのきいた私達の声がしていた
/15ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5人が本棚に入れています
本棚に追加