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社務所の奥にいるときは気が付かなかった。
日に依っては、数人の巫女に応援してもらっているのだが、彼女達の口から思いがけず不信者の話が出て驚いた。
ただ、うろうろしているだけなのかと思い境内の方を、窓から見ようとして止めた…。
玄関の方から、客らしき野太い声が聞こえたのだ。
そこには眼光の鋭い2人の男が立っていた。
巫女の1人が目配せしてきた。
2人の男は、黒い手帳をちらつかせながら
『○察ですが…』
それを聞いて心穏やかではいられない!
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