第1話 紅つばき

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どうせ、いつかは話さなければならないだろう…。 ならば早いほうがいいに決まってる。 そう思って、その場の勢いをかりて知っている限りを話した。 ありきたりの質問を2~3されたが、宮司という職業柄疑いを掛けられずに済んだ。 とにかく気になる! 明日から少しでも時間を見つけて探して見よう… せめてこの神社内は隅々まで…。 私にもいくらかの責任がないとは言えない気がしていた…。 せめて命のあることを祈願せずには居られない…。
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