第2話 消える!

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【四】 「遅かったか?」 そう思いつつ、中を良く見ると、奥の部屋に雑誌が一冊置き忘れてあった…。 「何かメッセージを残して有るかも知れない…?」 なぜだかそんな気がして、中に足を一歩踏み入れようとした…その時! バラバラと雑誌が音を立てて舞い上がった。 一瞬ツムジ風でも起きたのだろうか? 決められたように、折りたたまれたページが開かれていた。
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