▼めんどくさい。

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めんどくさい。 ただただ、めんどくさい。 俺は親の都合でこの 矢ノ川高校に転入する事になったんだけど、とにかくめんどくさい。 荷物とか送ってあるからいいけど、荷ほどきとか怠いです。 しかも門開いてないし、案内役の人居ないし…。 澪「めんどくさいな‥。」 俺がそう呟いた少し後、はぁはぁと息を切らしながら誰かがきた。 ?「はぁ‥はぁ、あの、遅れてしまいすみません!」 澪「別にいいけど。」 ?「ありがとうございます!   あ、私はこの矢ノ川高校の副会長している八神白茉です。よろしくお願いしますね?」 澪「あ、俺は東雲澪です。よろしくお願いします。」 白「はい、よろしくお願いしますね(ニコリ」 少し言葉を交わし、門を開けてもらい入って俺はふと思った事を口にした。 澪「あ、どーでも良いですけど、その胡散臭い笑い止めてください。 …不快なんで。」 白「…貴方、何故分かったのですか‥?」 澪「…わざとらしくてバレバレですし。」 白「そうですか…何はともあれ貴方の事気に入りました。」 奴はそう言い俺の腰に手を回し顎を掴み顔を近づけてきた。 …あぁ、コイツホモか。 俺はあと数㎜で口がくっついてしまいそうな所で腹パンした。 澪「あ‥俺ホモじゃないんで。   とりあえず案内してください。」 白「は、い‥。」 この後俺は無事に理事長室へと向かった。 理事長室に行く途中に校則やら学校の雰囲気やらオススメスポットやら ただただ、知らなくても良いような内容を長々と話された。 白「…で、ここが理事長室です。」 澪「あ、はい。 案内どうもでした。」 白「はい、では、私は行きますね…。」 澪「はい。」 白茉先輩(副会長)が去ったあと、俺はノックをして理事長室にはいるのでした。
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