一章 始まりの四

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「私もそう思うわぁー、黒川さん」 黒川「どぅわぁ!!!いきなり出てくんな!」 レイ「静かにして頂戴」 神田「なので私は、この研究に一目惚れをして、臣川教授の力に・・・ぃぇ!片腕として、なりたいと思い、懸命な思いで研究に励みました!」 っと長く話すこと、空気がまだかまだかとなるのを察し、咳払いをし、幕を開けた。 神田「それでは、お待ちかね、これが我々の成果です!」 といって右腕あげ、右の者がコートを脱いだ。 コートを投げ捨てるかの様に 神田「彼は、狼の血を受け継ぐ者、その名は・・・・フロウ!!」 コートからから現れたのは、まさしく狼、いや二足で立っている 肌は濃い目の灰色、手首に重りとなる鉄のリングを付け 前髪が白く、後ろ毛はなびく様に灰色がはね、耳もまた流れる様だった。 その瞳は赤く、彼の目は何かを睨む様に記者を見渡した。 神田「そして、彼も・・・いや、彼女もまた狼の血を受け継ぐ者、その名は・・・シャウル!!」 コートをゆっくりと脱ぎ現れたのは、女性と感じるスタイルに膨らむ胸 一方と違い少し薄めの灰色の獣人 カチューシャを付け、髪は白が目立つが、髪の先は灰色だった。 互いに尻尾をゆっくりと自在に操る行動を見せた。 その光景にカメラの音とフラッシュが飛び交う 神田「これが・・・我々の成果です!!」 その表情は、何かを満たす様に笑顔だった。
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