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臣川「ぇー、それでは質問も無さそうなので・・・これにて・・・」
終わりの切り出し、その時大門の奥にて
リィブ「・・・スンスン」
ふと鼻を動かし、空気を嗅ぐリィブ
そしてその匂いを嗅いで、笑みを浮かべた。
会見も終わり、記者達が帰宅の準備取り掛かり
説明をしていた二人と獣人達はその場を後にして大門へと向かい帰っていった
その後片付けを他の研究員達が行うようだ。
黒川「臣川教授、お疲れ様です」
臣川「ぉぉ、黒川君もレイ君も見ていたのか、おやリィブまで」
リィブ「教授お疲れ様、神田様も」
神田「いやはや、随分と長引いたなぁ」
大門を抜け、緊張感が解れたのか、先ほどの表情とは変わって笑みを浮かべるみんな
神田「では臣川教授、私とフロウそしてリィブをお借りしますよ」
臣川「ぉや、もう仕事に戻るのかい」
神田「当たり前では無いですか、私は一刻も早く臣川教授のお力に、そして早く臣川教授の夢を叶えたいのですよ」
そういって神田は歩いて行き、それを追う二人
リィブは手を振り、フロウは一礼をしていった。
黒川「・・・・ッチ」
何かを気に食わぬ黒川
それを察して臣川が声を掛ける
臣川「何か不服かね?」
黒川「・・・・・・」
神田達の姿が見えなくなると、臣川達もその場を歩いた。
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