ジグラッド

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ジグラッド

ジッグラトまたはジグラートとは古代メソポタミアにおいて日乾煉瓦を用いて数階層に組み上げて建てられた聖塔である。 「高い所」を意味する言葉である。シュメール起源と考えられており、一般に地上の神殿又は神殿群に付属しながらジッグラトの頂上にも神殿を備え、神の訪れる人工の山としてメソポタミアの諸都市に建造された。しかし、機能的には不明な点も多い。 メソポタミアにおいて、紀元前5000年頃に南部の都市エリドゥで都市の形成や神殿の建設がみられるようになる。やがてシュメール・アッカド時代と呼ばれる紀元前3000年期に都市の重要な展開がみられ、ジッグラトもこの頃に現れることとなる。 王を中心とする専制体制の社会の中で、エジプトでは顕著であるが、大規模な建造物は王を象徴するという意味を持ち、王の権力を表すために実体のもつ力を大規模な建造物で表した。 そのため、建築の表現において量感が中心となり、外部空間と建物の関係が構成上重要であった。メソポタミアは軸線の意識がそれほど強くないが、全体的に静的・彫刻的な空間構成ということができる。 旧約聖書の『創世記』に記されているバベルの塔は、バビロンにあったジッグラトが伝説化されたものと考えられる。 いくつかのジッグラトが発掘されており、最大規模の遺跡としてはエラム王国のチョガ・ザンビール遺跡(現イラン)の、比較的保存状態が良いものとしてはシュメール人都市国家のウル遺跡(現イラク)のものが挙げられる。 以上がジグラッドの説明。 王の権威を表すもの、ピラミッドと何かかぶりますね。といっても同じ国なんですけどね。 霊鳥設定では国?の名前になっていましたね。ジグラッドとバベルの塔どうかかわってくるのでしょうね^^
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