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マルドゥク
マルドゥク、マルドゥックとも。バビロニア神話に出てくる最強の神。エアとダムキナの子。
この神の誕生を喜んだエアは他の神の2倍のものを与えた。すなわち4つの目、4つの耳を持ち、口からは炎を吐き、 偉丈夫なその肉体には光輝く神の衣をまとっていた。
冒険心の強いマルドゥークは風を皮ひもでつないで支配したり、神々の住居を守護するドラゴンに口枷をはめたりとイタズラを繰り返した。 神々の不満から、最も古い神ティアマトはマルドゥークを倒すことにした。
エアはマルドゥークを助けるため、ティアマトの孫であり、自分の祖父でもあるアンシャルにティアマトが反乱を企てているとし、 天上の神々は二つに分かれて争うこととなった。
ティアマトの創り出した化け物たちの前に、エアも、その父のアヌも逃げるしかなかった。そこでマルドゥークが戦うことになった。 マルドゥークは戦いの前に自分が神々の王となることを認めさせ、手には雷をつかみ旋風の戦車に乗り、戦いに挑んだ。
その強さと智慧で、ティアマトとその軍勢を破ったマルドゥークは、ティアマトの死骸から天地と海を造った。
wikiと違うところで調べたら違っていたので、わかりやすいほうを採用しました。
ちなみに雷神らしいですね。マルドゥクはアカッド名と呼ばれるものがあり「アマルトゥ」で「太陽の牛」を意味します。
バビロン市の都市神で鍬(クワ)をシンボルとするので、元は農耕神とされているらしいです。
当時の司祭などに改変され、今の話になっているとか。
後に「神々の王」という意味で、「ベル」(主)または「ベル・マルドゥク」(主マルドゥク)という名で呼ばれるようになったらしいですね。
こいつ、ネタてんこ盛りじゃねーか。ってのが素直な感想。
使いようによっては便利ですね。というか、神々って、何でいたずらっ子多いんですかね?(笑)
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