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部屋に入る、他の三人もこっちを向いた
「君は確か武佐高の夏目くんだったかな?」
一番奥に座っていた生徒がそう尋ねてきた
「ああ、それであってるよ」
「そうか、それでいったいどうしたんだ?」
「ちょっと尋ねたいことがあって来たんだが、なんか招き入れられたからはいってきた」
「そうか、たぶん凜子だろ、ゆっくりしていくといいよ」
「ありがとよ、てかさっきから残りの二人がやたらとこっちを見ているんだが」
「ん?あぁほんとだな、そういえばこちらの自己紹介がまだだったな、私の名前は東雲 花蓮(しののめ かれん)だ、よろしく頼む、ほら、二人も自己紹介しないか」
「・・・・九条(くじょう)・・・一花(いちか)・・・・よろしく」
「倉敷 朱音(くらしき あかね)だよ、よろしくねーー」
「あと一人が」
「一条 凜子(いちじょう りんこ)ですよー、よろしくおねがいしますねー」
「一応俺もしとくか、知ってるとは思うが、武佐高校の夏目 玲雄だ、こちらこそよろしく頼む」
そんな感じで自己紹介を終えると東雲が聞いてきた
「そういえば聞きたいことがあると言っていたがなんのだ?」
「あぁ、実は学園の出口を探してるんだが一向に見つからないから、聞こうとおもってな」
「学園の出口かい?残念ながらこっちにはないよ」
「え?ないの?てかこっちって?」
「この部屋があるのは別棟なのだよ、それで、出入口があるのは本棟なのだよ」
「マジでか、どうりでどんだけ歩いても見つからない訳だ、じゃあその本棟ってのにはどうやって行けばいいんだ?」
っと聞いてみた
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