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借りたヘアゴムで髪の毛を束ね、一応コンプレックスでもある左目に眼帯をして準備をすませた
「悪いな、もうあけていいぞ」
それを聞いた四人はゆっくりと目を開けた
「「「「・・・・・・え!!!/////」」」」
「ん?どうしたよ?」
目を開けた四人はまず驚いた表情をしたが、次の瞬間には顔を赤く染めていた
「いや、あまりにもさっきとは別人だったからな、驚いてしまったのだよ」
「そうですねーずいぶんとかっこよくなられましたねー」
「・・・そっちの方が・・かっこ・・いいよ///」
「そうだねー、なんでさっきみたいな格好をしてたの?」
「あぁ、あの格好か?まーしいて言うなら光、紅のせいだとでも言っとこうかな」
「紅が原因だとな?」
「あぁ、あいつはよく女が絡まれてるところに、強くもないのに突っ込んで行って返り討ちにあうんだが、まぁそのあとに俺と洋人、那智が助けるってのが、日課みたいになっててな、それで俺達二人がボコしても助けられた女はみんな光に惚れていくってわけよ、たまにちょくちょくあるんだが助けられた女が俺達にキレてくることもしばしばだ、それでどうせ見られないんだし、それならいっそさっきみたいな格好をしてればいいや、ってことであんな格好してたわけだ」
「なるほどそんなんことがあったのか」
「ちなみに生徒会長さんもその一人だ」
「そうなんだー、でもそんなことがあったのに紅君と一緒にいるの?」
「別に俺も洋人も光のことが嫌いって訳でもないからな、逆に親友ぐらい思ってるくらいだ、それにこっちのチンピラ相手はストレス発散にもなるからな、まぁもう少しこっちのことも考えてほしいがな」
そんなことを話していると部屋に誰か来たみたいだ
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