第1話

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部屋に連れてもらっている最中だけど 「あれ?そういえばさっき生徒会の副会長さんだって言ってましたけど、広場にはいませんでしたよね?」 「ああ、私ですか?ええいませんでしたよ」 「生徒会の人はみんないなくてよかったんですか?」 「生徒会にも対立とまではいかないものの、分裂みたいな感じなんですよ、あの生徒会長をしたっているのが半分で、後は私たちみたいにあの人を嫌っているのが半分ですね」 「でも、それならなんで生徒会に?」 「生徒会にも選ばれるのにはちょっとした方法があってですね、まあ簡単に言いますと、生徒が選んだ人たちと、先生方が選んだ人たちみたいな感じですね、あっちの方は生徒たちが選んだ方で、私たちは先生方に選んでもらった方なんですよ」 「じゃあ会長が決まってから選ぶんじゃないんでか?」 「ええ、会長は生徒会に選ばれた生徒の中から生徒と先生が投票して選ばれるんですよ」 「それであれが選ばれたってことですか」 「ええ、そうですよ」 確かにあの様子だとあの会長にしたっているのは確かに多かったな、そんなことを考えていたら 「着きましたよ」 どうやら着いたようだ
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