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体育館に着いた俺達に会長さんが
「すでに生徒のみなさんにはあなたたちが来ることを連絡をして、ここに来るように伝えていますので、もう集まっているはずですので、舞台におあがりください」
そう言ってきた、てかここって舞台の端なんだな
「それじゃあいこっか」
「そうだな」
カツカツカツ
俺達が舞台に上がって前を見ると、大勢の生徒たちが座っていた、そして俺達の後ろから生徒会の連中が俺達と逆のところに歩いていった
「みなさんこんにちは、生徒会長の秋瀬です、このたびみなさんにお集まりいただいたのは、みなさんもご存じだと思いますが、共学の件の事をお話しするためにお集まりいただきました」
生徒会長が生徒全員に向かってそのようなことを言いこちら向いた
「共学の件ですが、この三名の方が武佐高校の代表者らしいのですが、生徒会全員で話し合った結果、私の隣にいる紅 光さんのみを代表者として認め、その隣にいる那智洋人さんをその付き人としてわが学園に迎え入れることとなりました」
会長さんがそう発言すると、生徒の半分以上が歓喜の声を上げた
「ちなみにもう一人いる、そこの顔を髪の毛で隠している、いかにもわが学園には不必要であろう男には、この場で有無を言わずに元の学校へと帰っていただきます、てか帰ってください」
生徒会長さんがそう言うと生徒会連中や生徒たちも「帰れ」みたいな罵声を俺に向けて発してきた
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