プロローグ

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学校を出る為に校門に着くと、校門前に不良達がいた。   女子達 『やだ…あの人達、うちの学校の有名な不良グループだよ…怖い…』   男子1 『ありゃあ、退きそうもないな…』   翼 『無視すればいいじゃん、行くぞ』   不良グループの側を通り過ぎようとした時、いきなり肩を捕まれた。   不良1 『翼君、ちょっと金貸してくんない?』   翼 『悪いけど、今はない、前に貸したお金を返してくれるなら貸すよ』   俺は不良の手を払い退けて校門を出ようとした。   そこを、不良達が立ち塞がった。   不良達 『おい翼、俺達に逆らう気か?いいからさっさと金出せよ』   翼 『はぁ……だから、無いって言っているだろう、あんたら耳悪いのか?』   不良達 『な、なんだと!』   男子達 『お、おい翼!よせって!』   翼 『お前達は先に帰れ!この馬鹿達は俺に用があるみたいだから!』   不良達 『待てこの野郎!』   俺は、友達を巻き込まない為に学校内に逃げ込んだ。
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