プロローグ

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―2023年・中学校―   先生 『じゃあ、今日も歴史の発表会をしてもらうぞ、今日は……皇だな?』   翼 『はい』   俺は席を立ち、先生に歩み寄ってみんなを見ると女子から黄色い声が響いた。   女子達 『キャー!翼君の歴史授業が聞けるなんて、超ラッキー!翼君~!こっち見て~!』   男子達 『くそぉ……翼はカッコ良くてモテるから羨ましい…おーい!このイケメンの色男!早く聞かせてくれよ!』   先生 『こら!静かにしないか!』   はぁ……全く、どいつもこいつも…。   翼 『……じゃあ、始めるよ』   俺は、チョークを持って黒板に【特攻隊】と書いた。   翼 『みんな、これが何か分かる?』   男子1 『…特攻隊?』   女子1 『特攻隊って何?』   予想通り、やっぱり今の時代の奴らほとんどが知らないか。
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