第7章

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「私がファンを止めれば…」 そう言って涙を流す彼女を見て、俺は胸が痛かった。 デビューの時から俺を応援し続けてくれた。 握手会やイベントに欠かさずに来てくれて、ライブも楽しみにしててくれて… 「ライブで桂兄と一緒の空間を作るのがとても楽しみで嬉しいです!」 なんて言っていた、彼女の楽しみを奪うなんて… 『俺は…彼女にとってマイナスにしかならないのか?』
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