第9章

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と元気な声で答えた。 「そっか…良かった。」 桂兄が安堵したのがわかった。 「桂さんの方こそ、大丈夫ですか?」 「………大丈夫だよ。」 変な間がちょっと気になったけど、桂兄と話せたことが嬉しくて、そのまま忘れてしまった。 それから数日して、仕事終わりに桂兄からメールがきた。 『to.葉月ちゃん 今日のラジオ、聞いてね。』 『桂兄からこんなメールくるなんて珍しい。』 そう思いつつも、お風呂に入って寝る支度をしてラジオをつける。
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