第1章

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「…そういう訳だったんだー。」 缶ビールを飲みながら、尚子はうんうん頷く。 泊まりに来た尚子に、桂兄とのことを全て話した。 美菜ちゃんのお返しを一緒に探したこと、楽屋に行ったこと、入院中のこと、告白された打ち上げの時のこと。 相変わらず、あっけらかんと言う尚子にホッとして、私もウーロン茶を口にする。
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