あなたに出逢えて

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ドキドキ。 私の心拍数が速くなっていくのがよく分かる。 そして、彼が口を開く。 「呼び出してすみません。僕、あの日以来ずっと考えてたんです」 「あの日って…今日みたいに手紙をくれた日のこと?」 「はい。あのときは自分の気持ちも桜木さんに対しての気持ちも分からず、桜木さんを困らせたことだけは事実で…。そのことでずっと思い悩んで苦しんでいました」 「星田くん……」
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