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裏口から出た二人は、まるで何もなかったかのように、ラクーンシティ警察署本部へと、たどり着いた。
そして、今俺達は、ラクーンシティ警察署の扉を開こうとしていた。
神「レセナ、いいな。」
レ「良いわよ、いつでも。」
そう言い俺達は、ハンドガンを構えたまま、扉を蹴って突入した。
すると、向こうから、「カチャ」と構える音がした。
(ざっと見、8~10人は、いるな。)
神田はそう思い、ハンドガンを下げた。
神「撃つな!!俺達は、人間だ。」
神田はそう言うと、向こうも理解したのか、銃をおろした。
そして、俺達は彼らに近づいていった。
?「すまなかったな、銃を構えてしまって。」
神「お互い様だよ。」
?「俺は、マービン。マービン・ブラナーだ。あんた達は?」
神「俺は、神田寛人。」
レ「レセナ・ウォーレンよ、よろしくね。」
マ「どこの部署か聞いていいか?」
マービンは、神田の方を向いて言った。
神「いや、警察官じゃあ、ないんだ。2日にラクーンシティ警察学校に入るただの一般人さ。」
神田は、皮肉をこめていった。
マ「なるほどな。」
マービンは笑いながら、レセナの方を向いた。
マ「あなたは、軍人か何かですか?」
レセナに聞いた。
レ「アメリカ陸軍州兵よ。」
彼女は、そう言った。
マ「軍人か、凄いな。」
マービンはそう言い、レセナを見た。
神「マービン、少しいいか?」
マ「なんだ?」
そう言うと、マービンはこちらを向いた。
神「この暴動に対する、緊急部隊や対策本部は、たてていないのか?」
レ「それに、軍は出動していないの?外部からの連絡は?」
マービンは少しか悩んでから言い始めた。
マ「外部から、連絡はないし、連絡ができない。」
神「どういうことだ。」
マ「外部から、妨害電波が出ているせいで、連絡ができないんだ。だから、軍が動いているか、わからない。」
レ「誰が、妨害電波を流しているの?」
マービンはまた、黙り混んでから静かに言った。
マ「妨害電波を流しているのは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・アンブレラ社だ。」
彼はそう言い、下を向いた。
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