バイオハザード発生

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レ「それで私を不採用にしたのは、どこの誰なんです?パトリック少佐?ケリー少佐?」 「・・・・・・ウィリアムズ中佐だ。」 レ「ウィリアムズ中佐?」 私はこの男を知っている。 3年前この男は、陸軍訓練所に来たときに、私を見ていた。 とてもいやらしい目で。 当時、私は気にもしていなかった。 実際に私に手を出さなければいい。 実際に手を出そうとしてきた男達を返り討ちにしてきた。 そしてその晩、私は兵舎にもどり、体を休めるために、寝ていた、 夜遅く、私は目が覚めた。 私は両手をふさがれていて馬乗りされていた。 レ「誰!!」 私は叫んだ。 その男は、息をかけて「大丈夫、気持ちよくさせてやるよ」と言った。 私はその瞬間、ぶちギレた。 まず、男の頭に頭突きをした、そのときに男は、手を離した。 「ギャアー」 左腕を首に回し、右腕で後頭部をもって地面に叩きつけた。 そして、私は軍警察を呼んでその男を逮捕させようとした。 しかしその男は、ウィリアムズ中佐だった。 普通なら軍法会議にかけられ、軍を辞めざる得なかった ウィリアムズ中佐だったが、彼の叔父のお陰で軍を辞めずに、しかも前の階級と同じだった。 彼の叔父は、ビリー国務長官だ。 私は、ひどく腹が立った。 被害者である私が悪者扱いにされ、そして階級まで降格された。 レ「なるほどね。」 彼は3年前の恨みを今晴らしただろう。 多分私は、一生昇格できない。 そして私には、もう軍に居場所がない。 休暇をとって、地元に帰ることにした。 そしてこのまま、軍を辞めるつもりだ。 これが私、レセナ・ウォーレンの2日前・そして3年前の過去である。
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