バイオハザード発生

9/12
前へ
/26ページ
次へ
レ「それで私を不採用にしたのは、どこの誰なんです?パトリック少佐?ケリー少佐?」 「・・・・・・ウィリアムズ中佐だ。」 レ「ウィリアムズ中佐?」 私はこの男を知っている。 3年前この男は、陸軍訓練所に来たときに、私を見ていた。 とてもいやらしい目で。 当時、私は気にもしていなかった。 実際に私に手を出さなければいい。 実際に手を出そうとしてきた男達を返り討ちにしてきた。 そしてその晩、私は兵舎にもどり、体を休めるために、寝ていた、 夜遅く、私は目が覚めた。 私は両手をふさがれていて馬乗りされていた。 レ「誰!!」 私は叫んだ。 その男は、息をかけて「大丈夫、気持ちよくさせてやるよ」と言った。 私はその瞬間、ぶちギレた。 まず、男の頭に頭突きをした、そのときに男は、手を離した。 「ギャアー」 左腕を首に回し、右腕で後頭部をもって地面に叩きつけた。 そして、私は軍警察を呼んでその男を逮捕させようとした。 しかしその男は、ウィリアムズ中佐だった。 普通なら軍法会議にかけられ、軍を辞めざる得なかった ウィリアムズ中佐だったが、彼の叔父のお陰で軍を辞めずに、しかも前の階級と同じだった。 彼の叔父は、ビリー国務長官だ。 私は、ひどく腹が立った。 被害者である私が悪者扱いにされ、そして階級まで降格された。 レ「なるほどね。」 彼は3年前の恨みを今晴らしただろう。 多分私は、一生昇格できない。 そして私には、もう軍に居場所がない。 休暇をとって、地元に帰ることにした。 そしてこのまま、軍を辞めるつもりだ。 これが私、レセナ・ウォーレンの2日前・そして3年前の過去である。
/26ページ

最初のコメントを投稿しよう!

9人が本棚に入れています
本棚に追加